烏鷺光一の「囲碁と歴史」

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文学のこみち

Sany0179  Sany0182



 尾道の千光寺の上にロープウェイで上がり歩いておりました。だいたいロープウェイに乗っている時間は五分ぐらいです。

Sany0188  Sany0212



 歩いて下りる道は文学のこみちとなっており、俳句などが碑に刻まれている。

 正岡子規や松尾芭蕉も囲碁が好きで、囲碁の歌も多く詠んでいるようだ。


 秀策のはなしです。

 嘉永二年十一月十七日、秀策は二十一歳ではじめて御城碁に参加、安井算知を相手に勝利した。

 御城碁は年に一度、江戸城において、将軍御前(将軍が出座するのは稀である)で対局する大変名誉なもので、各家元の当主及び跡目、上手(七段)以上の打ち手しか参加できなかった。

 秀策はこの御城碁で十九戦全勝している。その成績を記しておく。

嘉永二年 安井算知 黒番十一目
       坂口仙得 黒番中押し
嘉永三年 坂口仙得 黒番八目
       伊藤松和 黒番三目
嘉永四年 林 門入 黒番七目
       安井算知 黒番中押し
嘉永五年 井上因碩 白番二目
       伊藤松和 黒番六目
嘉永六年 坂口仙得 黒番中押し
       安井算知 白番一目
安政元年 井上因碩 白番中押し
安政三年 伊藤松和 白番中押し
安政四年 安井算知 黒番中押し
安政五年 坂口仙得 白番三目
安政六年 伊藤松和 黒番九目
       服部正徹 黒番十三目
万延元年 林 有美 白番四目
文久元年 林 門入 白番十一目
       林 有美 白番中押し

以上十九連勝

この十九局中秀策がもっとも苦戦したのが、嘉永三年の伊藤松和戦である。それに嘉永六年の安井算知戦も逆転だった。

 十九連勝というと大記録のようだが、すべて互先の域を出ていない。置碁がないのである。碁聖といわれた道策も丈和も置碁がある。道策は負けたといっても一流の相手に二子置かせて一目負けである。先で勝てる相手がいなかったということもある。しかし秀策は二子でもいいかもしれない相手にも向先で打っている。秀和が置碁をしないように裏から手をまわしたともいわれている

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| 本因坊家 | 08:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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