上杉謙信祠堂跡
越後の虎、軍神と称された戦国大名・上杉謙信は天正6年(1578)に越後春日山城で亡くなりました。遺骸は甲冑を着せカメに収め、漆で密封して葬られたそうです。
後継者の上杉景勝が米沢に移封されると、謙信の遺骸は米沢城内の高台に移され御堂を建てて安置されます。歴代藩主の位牌も祀られる等、この場所は最も神聖な場所として祀られています。上杉米沢藩の初代藩主は景勝ですが謙信は藩祖として崇敬の念をあつめたそうです。
しかし、明治4年に廃藩となると遺骸は歴代藩主の眠る上杉家墓所に改葬されます。米沢城跡には現地に残る謙信の魂を祀るために上杉神社が建立され、祠堂跡には碑が建てられました。
上杉謙信祠堂跡:米沢城跡(松が岬公園内)
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