烏鷺光一の「囲碁と歴史」

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め組の辰五郎の墓 正覚寺

 港区高輪2丁目にある正覚寺にはテレビの時代劇やお芝居で有名な「め組の辰五郎」の墓があります。
 辰五郎といえば、現在はテレビドラマ「暴れん坊将軍」で将軍吉宗を助ける火消の頭として有名ですが、実際の辰五郎は吉宗の時代から100年ほど後の人物で接点はありません。また、将軍を助けた火消の頭とは最後の将軍・徳川慶喜と親交を結び、上洛の際に警護していた神門辰五郎の事で、ドラマの辰五郎は両者をイメージし創作された人物といえるでしょう。

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正覚寺入口の「め組」の碑(左)と本堂(改築中)(右)




 実在の辰五郎は歌舞伎の演目にもなった「め組の喧嘩」と呼ばれる事件の当事者です。
 文化2年(1805)に芝神明宮境内で開催中だった相撲会場で辰五郎らめ組の数人と、力士の九竜山がいさかいを起こします。その場は収まりますが、すぐに芝居小屋で再会した両者は再び口論となり力士側は仲間を呼び集めます。これに対して火消し側は火の見櫓の半鐘を鳴らして仲間に動員をかけました。こうして力士と火消しの大乱闘へ発展した騒動により両者36名の逮捕者を出します。
 当事者の処罰については町火消しを管轄する町奉行と、力士を管轄する寺社奉行に勘定奉行も加わり協議されるという異例の展開となります。下された裁きは辰五郎は百叩きの上江戸追放、その他の数人も江戸追放になったのに対し、力士側は九竜山のみ江戸追放と町火消し側に厳しいものとなります。これは、非常時以外に使用を禁じられていた火の見櫓の半鐘を鳴らしたためです。
 この騒動は、後に歌舞伎の演目となったため、墓の石垣が芝居の関係者により建立されています。




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め組の辰五郎の墓




正覚寺 港区高輪2-14-25



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