烏鷺光一の「囲碁と歴史」

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野尻邸(旧大佛次郎茶亭)

 宇都宮辻幕府跡をさらに北へ進んでいくと「野尻邸(旧大佛次郎茶亭)」があります。
 野尻邸は、大正8年に建てられた鎌倉市内では希少な関東大震災前の建物です。建物は茅葺き屋根、数寄屋風のつくりで、広い庭園内の樹木と一体となった空間は、古都鎌倉の原風景とも言える貴重な存在です。また、趣のある門と板塀の続く路地は、かまくら景観百選にも選定されています。
 「鞍馬天狗」などの作品で知られる鎌倉文士(作家)、大佛次郎(おさらぎじろう)は鎌倉を愛し、野尻邸の小路を隔てたすぐ側に移り住みますが、書斎として、またもてなしの家として昭和27年(1952)にこの茶亭を購入しています。「野尻」とは大佛次郎の本名です。
 昭和30年代、宅地開発ブームにより古都鎌倉の景観が失われていくのを恐れた大佛次郎は川端康成や伊東深水など、そうそうたる著名人に呼びかけ「財団法人鎌倉風致保存会」を設立し保存運動に取り組みます。これをきっかけに昭和41年には超党派の議員立法によって「古都保存法」が制定されます。そのため鎌倉風致保存会は日本のナショナル・トラスト第1号といわれています。
 野尻邸(旧大佛次郎茶亭)は平成21年に鎌倉の景観重要建築物(指定第30号)に指定され、現在は土日祝日の正午から日没までカフェとして活用されています。また、春と秋に年2回だけ(財)鎌倉風致保存会で一般公開しているそうです。

野尻邸(旧大佛次郎茶亭)
野尻邸(旧大佛次郎茶亭)

野尻邸現地説明板
現地説明板


神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目11−22
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