烏鷺光一の「囲碁と歴史」

2015年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年10月

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清風亭

 清風亭は、大正15年(1926)に、当時第一銀行頭取であった佐々木勇之助の古希(70歳)を記念して、誠之堂の隣りに建設され、平成11年に現在地に誠之堂と共に移築されています。
 建築資金は、誠之堂と同じく第一銀行行員たちの出資により建設されています。渋沢栄一が「謙徳に富んだかた」と評していた佐々木は、当初、辞退しようとしていたと言われています。
 建物は、建築面積168平方メートルで、鉄筋コンクリート造平屋建。屋根のスパニッシュ瓦、ベランダの5連アーチ、出窓のステンドグラスや円柱装飾など、当時流行していたスペイン風の様式が採られています。
 関東大震災を契機に日本で建てられ始めた鉄筋コンクリート造の初期の建築物として平成16年、埼玉県指定有形文化財に指定されています。

清風亭外観
清風亭外観

 清風亭の特徴として正面のベランダと、5連のアーチがあげられます。
スクラッチタイルによる縁どりで凹凸がつくられていますが、どれも同じ並びはなく、あえて左右対称を崩した部分をつくっています。

ベランダアーチ
ベランダアーチ

屋根は、南欧風のスパニッシュ瓦で葺かれています。現在のスパニッシュ瓦は、オレンジ色のものが多いですが、清風亭では、当時流行していた青釉や緑釉のものが使われています。
また、縦樋の飾枡には、銅板の打ち出しにより、セミの浮き彫が施されています。ちなみに軒先の樋は、軒の内側に溝が作られ、外から見えないようなっているそうです。

スパニッシュ瓦とセミがデザインされた飾枡
スパニッシュ瓦とセミがデザインされた飾枡

誠之堂と清風亭を見学するには、建物が建っている大寄公民館の事務室に声をかけます。職員の方が丁寧に説明して下さいます。

建物内部
建物内部

建物内部
建物内部

埼玉県深谷市起会110番地1
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